『プラネテス』を見てみました。【感想・レビュー】
[SF]
放送日 | 2003年10月4日~ | |
話数 | 26話 | |
原作 | 幸村誠 | |
監督 | 谷口悟朗 | |
脚本 | 大河内一楼 | |
出演者 | 田中一成、雪野五月、折笠愛 | |
制作 | サンライズ | |
主題歌 | Dive in the Sky | |
唄 | 酒井ミキオ | |
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プラネテスはSF作品の文学賞である星雲賞を、風の谷のナウシカ以来となるコミック部門とメディア(アニメ)部門の両方で受賞した作品です。
この受賞歴を知っていた私は、以前からずっとプラネテスを見たいと思ってはいましたが、なかなかきっかけがなくずっと先延ばしになっていました。
しかし2012年にDVD-BOXが発売され、それをきっかけとして一気に全話を見ることとなりました。
そして1話目を見た感想は・・・
正直拍子抜けでした。
上記の受賞歴から、私は勝手に宇宙を舞台にした壮大なストーリーを想像していたのですが、実際始まった物語は1話完結型の物語でした。
しかし2話3話と見続けていく内に、最初に持った感想は次第に変わっていき、どんどんこの作品に引き込まれていきました。
確かに前半にはおかしなストーリーもあるし、前半コミカルな展開と後半のシリアスな展開が馴染んでいない気もします。
そんな1話完結型だったストーリーは前半までで、後半はかなり壮絶なストーリ展開となり、最終的にはかなり話が盛り上がって、23話目(全26話)ぐらいからは次回が最終回かと思わせるぐらいハラハラドキドキの展開へと突入します。
そして、このハラハラドキドキが終わったあとのもう一展開が素晴らしいのです。
『終わり良ければすべて良し』という言葉がありますが、プラネテスほど素晴らしくきれいな終わり方をするアニメ作品に、私は出会った記憶がありません。
特に最終回の最後のシーン(しりとりシーン)はアニメ史上最高傑作と言っても過言ではありません。
最終的に各話に登場したゲストキャラ全員のその後が描かれているところもとても良かったです。
更には最後に流れる音楽も素晴らしいの一言で、本当にこの作品を出会えて良かったなと感じることができました。
そして、決して美人キャラではないヒロインの田名部愛が、最終回ではとてつもなく可愛く思えてくる不思議な感覚に陥ります。
SF作品の好きな人は男性が多いですが、この作品の最終回は女性向けだと思いますので、SFに興味のない女性の方にも是非ご覧いただきたい作品です。
個人的評価 | ||
ストーリー | 95点 | |
世界設定 | 99点 | |
作画 | 88点 | |
音楽 | 93点 | |
総合 | 98点 | |
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