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『進撃の巨人』を見てみました。【感想・レビュー】
[ダークファンタジー]


放送日2013年4月6日~
話数25話+α
原作諫山創
監督荒木哲郎
脚本小林靖子、瀬古浩司、高木登
出演者梶裕貴、石川由依、井上麻里奈
制作WIT STUDIO
主題歌紅蓮の弓矢、自由の翼
Linked Horizon
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私はかつて進撃の巨人をギャグマンガだと思っていました。
理由は、進撃の巨人が話題になり始めたときに一見した巨人の絵が、あまりにも滑稽な姿をしていたからです。
あの顔かつ裸で走り回る巨人の話なんて、ギャグマンガに決まっていると勝手に思い込んでいました。
その後アニメ化も決まり世間的にも大きな話題となったときですら、なんでギャグマンガがこんなにも大きな反響になるのだろうと不思議に感じていました。
そんな不思議を感じながらも、あまりにも話題に上がるのでアニメを見てみると・・・

全然ギャグマンガじゃないじゃいか!!(笑)

ギャグどころか、かなりダークかつシリアスな内容で、(ギャグマンガだと思っていた分)普通の視聴者の倍はビックリしたと思います。
内容は、大きな謎を含みつつ行われる壮絶な人類と巨人との戦いであり、戦いを通して段々と謎が解けていくという展開です。
この大きな謎を少しずつ解明していくという手法は最近の漫画ではよく使われ、同じよう感じで話題となった作品としては20世紀少年などが挙げられます。
この手の漫画・アニメは、謎の解明の仕方と世界観のつくり方が面白さのポイントとなりますが、進撃の巨人の世界観はかなり独創的で、原作者の発想力はかなりのものと思われますし、ここまで話題になることにも納得ができます。
また、人間側の戦闘方法も独創的であり、この点も進撃の巨人を見る上での大きなポイントとなります。

前半では、物語の冒頭や登場人物の紹介的な話、巨人にまつわる謎解明の発端、巨人と人類の最初の戦いまでが描かれます。
この段階ではまだまだ謎だらけで、謎を解明しようという気持ちは浮かびませんが、世界観にはただただ圧倒されます。
後半では、新たなキャラクターたちと共に巨人たちと戦うこととなりますが、謎は結局解明されまず、むしろ増大していきます。
そして、最終的に謎の一つが解明されるか?というところ終わってしまいます。
この終わり方はだいぶ中途半端で、アニメ化する際のストーリー設計にはかなり疑問が残りました。

最後は中途半端なところで終わってしまいますが、とにかく進撃の巨人は、謎、謎、謎の謎推しで展開がとても気になる作品です。
2015年には実写版映画の公開も決まっている、今1番話題の漫画・アニメ作品ですので、見ておいて絶対損はない作品であることは間違いないと思います。

個人的評価
 
ストーリー92点
世界設定99点
作画83点
音楽91点
総合90点
 
 
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タグ:テレビ
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